'82 D-18 MARTIN
マーティン第二弾です!!!
今回はD-18です。
D-28とともに超メジャー機種でございます。
そして僕のバースイヤーの1982年製です。
80年代はアコギにとってはどん底時代で、不人気絶頂時代だったそうです(笑)
アコギの絶対王者マーティンでさえ、70年代後期からリストラを開始し、生産台数も大幅に減っていったみたいです。
70年代前期には年に20000台ほどの生産台数があったのですが、78年にはついに10000台割れ(8000台程)、僕のバースイヤーである82年には戦後最少(3100台程)にまで落ち込みました。
ただ、まことしやかにささやかれるのは、リストラされたのはもちろん末端のパートのおばちゃんとかが中心で、残ったのは腕利きの職人ばっかりだから、80年代前期の個体は数こそ少ないけれど出来としてはとても素晴らしいということ。真偽は不明ですが(笑)
そんな僕の1982年製のD-18なのです!!!
D-18は機種としてはD-28と同じ1931年に発表されて以来、様々な仕様変更を経て現在に至ります。D-28と異なる大きな点はウッドマテリアルでしょうか!!
バック&サイドにマホガニーが使われています(D-28はローズウッド)
指板&ブリッジは僕の個体はローズウッドです。
2012年にスペックのマイナーチェンジが行われて、現行機種の指板&ブリッジはエボニーです。このマイナーチェンジでけっこうビンテージ仕様に戻ったりもしているので、別の回でそれもやりましょうかねえ。。。忘れないように(^^)
ボディでいうとトップはD-28と同じでスプルースです。
なんか昔はアディロンダックやシトカスプルースをそんなに厳密に使い分けてなかったらしく、単にスプルースという表記が多いらしいです。
新しいタイプのものは、それが売りになったりするので、わざわざアディロンダックスプルースとかって大々的に細かく材の名称を挙げていたりしますよね!
僕のはシトカスプルースです!!
鳴り自体はとてもよくて弦高も低いのでめちゃ弾きやすいんですよねえ(^^)
82年生まれは人もギターもいい個体が多いのでしょう(笑)