ニョッキの思うがままに

タイトルのまんま、思うがままにそのときに思うことを☆

'81 D-28 CUSTOM MARTIN

さてと、ギブソンはひとまず終了ですねー☆

ギブソンと対極の立場にある、のかどうかはわからないですが(笑)
よくギブソンと二大巨頭として語られるアコースティックギター界の絶対王者マーティン。

まー、ここ何年かはテイラーの売り上げが世界一になっているようで、売り上げに関してはこの新しいメーカー(1974年設立)に後塵を拝しているマーティンですが、やはり人気はとても根強いですねえ!!!

そのマーティンが誇る代表機種のうちの一つで永遠のスタンダード、D-28。
1931年に初めて発表されました。

スタイル28自体は1800年代からあったらしいですが、イギリス艦隊の名前を冠したドレッドノートタイプの28は1931年が初年度です。

また発表当時は現在のドレッドノートの形ではなく、スロープショルダー(ギブソンのラウンドショルダー)でした。
そして12フレットジョイントのスロテッドヘッドでした。

1934年に14フレットジョイントになりました。
それ以降、ブレイシング・チューナー・ピックガード・ポジションマーク等々いろんな仕様変更がなされてきてます。

今年2016年はドレッドノート誕生100周年で特別モデルもNAMMショーで披露されていましたね。

18年後の2034年のD-28の100周年モデルに期待が高まりますねええええええ!!!
ちょっと早とちりしすぎですな(^^)


はい、僕のギターに行きましょう。
実は純粋なD-28ではありません。
当時のD-28標準スペックをベースにいくつかカスタムオーダーで変更がなされたものです。

   ショートサドル → ロングサドル
セルバインディング無 → セルバインディング
  黒色ピックガード → べっ甲柄ピックガード

以上が当時の標準スペックと異なる点です。

ただビンテージ仕様を狙ったのかというとそうでもないみたいです。
ヘリンボーントリムでもなく、ブレイシングもスタンダードXブレイシングのようです。

もう1点、それは特にオーダーではなかったはず、ということらしいのですが、初期段階でおそらく指板が張り替えられているのではないかとのことです。
指板自体はブラックエボニーなのですが、ポジションマークがスノーフレークスインレイです。

なのでけっこうヘンテコリンで唯一無二の仕様になっています☆

ウッドマテリアルは王道の

トップ      スプルース    
バック&サイド  ローズウッド   
ネック      マホガニー     
指板&ブリッジ  ブラックエボニー

でございます。

ロングサドルのせいなのかわかりませんが、ノンスキャロップドブレイシングにしては立ち上がりがとてもよくて、28らしく前面に音がドーンと出ていく迫力のある音です。

やっぱりアコギの王様は押さえとかないとね☆
カスタムだけど。。。。

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